石巻市立高等学校再編の基本方針 石巻市教育委員会では、平成20年4月に「石巻市立高等学校将来構想策定検討委員会」を設置し、中学校卒業者の減少、生徒の価値観の多様化、男女共学化の進行、進路選択状況の変化等の諸状況に鑑み、さまざまな視点から市立高等学校の将来像について検討してきた。 さらに、「魅力ある学校づくり」について議論するため、平成21年4月に教育委員協議会を設置し、調査、研究を重ねてきた。 策定検討委員会から、平成21年10月26日に、市立高等学校のあるべき姿についての2年間にわたる検討結果をとりまとめた報告書の提出があり、その中で、市立高等学校の姿として
(1)現在の市立高等学校2校を統合し、統合後は女子校とすること
(2)施設は、現石巻市立女子高等学校校舎を使用すること
(3)教育課程については、生徒のニーズや社会の動向に対応できるよう、普通科のほ か、その他の学科の設置も視野に入れ、1)コース制、2)類型制、3)コース制と類型 制の併用型も採用できるようにすること
の3項目が提言され、さらに魅力ある学校づくりのために考慮すべきこととして、6項 目の工夫・検討事項が示された。 これらの内容を尊重しながら、これまでの調査、研究の内容に照らして検討を重ね、平成21年12月に石巻市立高等学校再編の基本方針を策定した。 この方針では、2校の学校運営を並行して続ける中で統合校校舎の整備を行うこととしていたが、平成23年3月11日に東日本大震災が発生し、石巻市立女子商業高等学校が津波による甚大な被害を受けたことから、石巻市立女子高等学校1校の学校施設を利用しての計画に修正せざるを得なくなった。 このため、統合目標年度の延期や設置するコース、学級及び定員についてこれまでの方針を見直し、新たに下記のとおり基本方針を定めることとした。 記
1 市立高等学校の在り方 石巻市立女子商業高等学校と石巻市立女子高等学校を統合し、女子校として新設す る。
2 施設 通学の利便性や学び舎環境等の観点から、現市立女子高等学校の施設を活用する。
3 学科 統合校は、普通科コース制を採用する。 設置コースについては2コースとする。 なお、多様な進路希望や興味・関心に応じた科目選択を可能とするコース内選択制 を設定することとし、生徒が自らの可能性を拓くことができるよう配慮する。 4 学級数及び定員 学級数及び定員は、5クラス、200名とする。 5 統合目標年度 統合目標年度を平成27年度とし、同年度から現市立高等学校2校の募集を停止す るとともに、統合校を新設する。
6 施設の改修 平成26年度を目標に、施設の大規模改修を含めた耐震補強工事を実施する。
7 市立高等学校統合準備委員会の検討項目 平成22年度に設置した市立高等学校統合準備委員会において、これまでの市立高 等学校の歴史、伝統及び校風の継承に配慮しながら、時代の潮流を的確に把握し、新 たな発想による学校の設計を行うものとし、両校参加のもとに以下の項目等について 検討する。 ・生徒個々の「豊かな人間性」や「社会人としての品格」を重視した教育課程及び教 育内容の在り方 ・「魅力ある学校づくり」の視点に立っての教育活動の在り方 ・校名、校歌、校訓、校章、制服等の制定
8 市立高等学校統合事業基本計画の策定 統合校の学校像、設置するコースの内容、学級数及び定員、必要な施設整備事業 の概要及び統合年度を含めた事業全体のスケジュール等を盛り込んだ統合事業基本 計画を平成23年度内に策定する。
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