■策定の趣旨
「石巻市震災復興基本計画」は、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とその後に到来した巨大津波によって、甚大な被害を受けた本市が将来的な復旧、復興を実現していくための道標とするものです。
石巻市議会(平成23年第4回定例会)におきまして、計画案が可決されましたので、下記のとおり「石巻市震災復興基本計画」を公表します。
■基本理念
1.災害に強いまちづくり
多くの市民が被災し、電気、水道などのライフラインの寸断を引き起こした今回の震災の教訓を踏まえ、単なる「復旧」にとどまらず、防災基準・防災体制を抜本的に見直し、市民の命を守る災害に強いまちづくりを念頭に、新たな視点で都市デザインを描いたまちを構築するとともに、ライフラインの補完や快適な生活空間として新エネルギーを活かしたまちづくりを目指します。
2.産業・経済の再生
基幹産業である紙・パルプ製造業、飼肥料製造業、合板製造業及び食を支える重要産業である農林水産業などが壊滅的な被害を受けた中、今後の産業の連携・融合も含めた在り方を検討し、復旧・復興を促進するとともに、地域資源を活かした産業振興基盤づくりを図ります。
3.絆と協働の共鳴社会づくり
人と人との結びつき・「絆」を大切にするとともに、市、地域、企業、大学、NPOなどが総力を結集し、新たなまちづくりに向かって「共鳴」しながら、豊かで支えあう地域社会の構築を図ります。
■計画期間
復興に当たっては、復旧期や再生期、発展期を経た概ね10年間とし、平成32年度を復興の目標に定めます。
・復旧期 → 平成23年度から平成25年度まで(3年間)
「生活や産業の再開に不可欠な住宅、生産基盤、インフラなどの復旧に加え、再生・発展に向けた準備を精力的に進める期間とします。」・再生期 → 平成26年度から平成29年度まで(4年間)
「復旧されたインフラと市民の力を基に、震災に見舞われる以前の活力を回復し、地域の価値を高める期間とします。」
・発展期 → 平成30年度から平成32年度まで(3年間)
「本市が新たな魅力と活力ある地域として生まれ変わり、発展していく期間とします。」
■内容